| 四つのテスト(THE FOUR-WAY TEST)の正式日本語訳 |
|||||
| 改訂 『 ロータリー活動の要点 』 (銚子RC会員 丸島鉄男著)より |
|||||
|
|||||
| THE FOUR-WAY TEST of the things we think say or do | |||||
| 言行はこれに照らしてから: |
|||||
| 原文の think の訳語が脱落 |
|||||
| 1. | Is it TRUHT ? | ||||
| 1. | 真実かどうか: | ||||
| 「真実」(TRUTH):哲学めいた直感 真実を確かめることは至難の批判 発案者・テーラーの説明(RI会長代理として横浜の地区大会に出席の際) 「それは神仏の御心にかなっているか、との反省である」 |
|||||
| ・・一層哲学的・文学的 | |||||
| the TRUTH・・・「うそ偽りはないか」(卑近な吟味?) 「うそか本当か、うそは悪い」・・・子供への教訓・大人の哲学たりえない |
|||||
| 大人の哲学:云って良いうそ・悪いうそ 医者の患者に対するうそ・婚前過失の場合 場合によっては有益なうそ・・・・・この区別が問題 TRUTH:真実・本当のこと 「真理」(哲学的意味) 『個人生活においても、社会生活においても正しい道を歩んだか』 反省吟味の資とする・・・真実は良心に問うのみ |
|||||
| 2. | Is it FAIR to all concerned ? | ||||
| 2. | みんなに公平か: | ||||
| 公平:FAIR・・・「えこひいきのない」「かたよらない」精神的・心理的に中庸 平等:単なる均等 ロータリーのFAIR:「公平」→ 「公正」「公明正大」「正々堂々」 concerned:「かかわりのある」「利害関係のある」を原文に加入 判断の際念頭に置くべき対象範囲は限定された関係者 to all だけを「みんな」とあっさり片付ける → 不特定多数の者を対象としている感あり・・・要注意 |
|||||
| 3. | Will it build GOOD WILL and BETTER FRIENDSHIPS ? | ||||
| 3. | 好意と友情を深めるか: | ||||
| GOOD WILL 好意:親切な心・好ましく思う心 FRIENDSIHIPS 友情:心の交わり 理想と理想 考えかたの共鳴 |
|||||
| ・・・精神世界だけで成立 | |||||
| ロータリーの友情・交友: 「儀礼的な挨拶」だけでなく「おたがいの尊敬」も 共通の努力からなる深い誠意のこもったもの 『その好意と友情に徹しているか、少なくとも感情のみに走り、理性を失うようなことがなかったか』の反省の意 |
|||||
| 4. | Will it be BENEFICIAL to all concerned ? | ||||
| 4. | みんなのためになるかどうか: | ||||
| concerned:「かかわりのある」 「利害関係のある」が省略 みんな:対象範囲は 「かかわりのある」 「利害関係のある」 限定者 エバンスRI会長のテーマ “皆のためになるか”と同意 『独断専行はなかったか、自分とかかわりのあるもの、あるいは利害関係のあるものと 等しく利益を分け合ったか』を反省 「この四つのテストは効果的なものであるが、職業奉仕の単なる道具の一つであって、 職業奉仕の全体ではない」 ・・・『奉仕の冒険』 |
|||||
| ・ |
この四つのテストの利用はロータリアン自身の反省の具として、ロータリアンがこれを実証をもって示すことが大切 | ||||
| ・ | 人に要求するものではない | ||||
| ・ | 軽率に配付するとトラブル発生のもとになる・注意 | ||||
| ・ | FOUR-WAY ・ TEST・・・ともに単数 | ||||
| 四つのバラバラなテストではなく「四つの項目から成る一つのテスト」 |
|||||
| C四つのテストについて |
|||||
| 発案者 ハーバート・テーラー(1954年度RI会長) | |||||
1932年 苦闘するアルミニューム台所用品会社を引き受け再起のため考慮 総ての社員が自分自身で決定することのできる簡単な判断の標準として発案したセールスの指針 → 結果大成功 1946年 国際ロータリー:発案者テーラーの許可を得て版権を登録 四つのテストの複製を管理 1954年 テーラー:国際ロータリー会長に就任 版権を国際ロータリーに譲渡 THE FOUR-WAY TEST 複製の管理に関するR・Iの方針(手続要覧 P237) |
|||||
| ○ |
ロータリー計画の職業奉仕部門推進の一方法として国際ロータリー理事会がクラブの注意を喚起した「執務上の心得書」 | ||||
| ○ | 四つの簡単な質問から成る総ての人間関係の便利な尺度 | ||||
| ○ | 人に要求するものではなく自分自身の反省の具とするもの | ||||
| ○ | この自己反省方式を国際ロータリーは高く評価 | ||||
ロータリーにおける諸奉仕活動・特に職業奉仕における指針として常用するにいたる ビル・カーターR・I会長(1973−74年度) 「各自の職業人としての生活の質を向上させるためにこの四つのテストを適用して真実の行動の上に現すこと」・・・全クラブに対するメッセージで要請 RIは THE FOUR-WAY TEST が広く社会に応用されることを希望 (一般の執務上の心得書として) 複製の管理 版権文・言葉使い・「版権1946年国際ロータリー」と明示等R・I管理規定 しかしRI理事会は「これを規則として取扱ってはならない」と勧告(55−56) |
|||||
| 参考 | |||||
|
海軍兵学校五省 (現在の海上自衛隊にも継承) |
|||||
| 一、 | 至誠に悖るなかりしか | ||||
| 真心に反する点は、なかったか | |||||
| 一、 |
言行に恥づるなかりしか |
||||
|
言行不一致な点は、なかったか |
|||||
| 一、 |
氣力に缺くるなかりしか |
||||
|
精神力は十分であったか |
|||||
| 一、 | 努力に憾みなかりしか | ||||
| 十分に努力したか | |||||
| 一、 | 不精に亘るなかりしか | ||||
| 最後まで十分に取り組んだか | |||||
| ロータリー歴史川柳に戻る 米山梅吉翁 | |||||