青山学院と松戸を知るための年表 B  昭和元年〜昭和20年

1900年代・・・前世紀の秩序と常識に決別したdecade(10年間)
・・・『諸君!』2001年2月号(文藝春秋)
10年代 大戦争/  全世界が敵味方/戦車・毒ガス・・・
20年代 共産主義/  世界の労働者に夢と希望
30年代 恐慌・全体主義/  ヒトラー・スターリン
40年代 第二次大戦/  人間が悪魔になった10年
50年代 冷戦/  核兵器・ミサイル
60年代 帝国主義終焉/  アフリカ独立
70年代 造反の時代/  文化大革命・パレスチナゲリラ
80年代 共産主義の実験失敗/  ハンガリー・ポーランド
90年代 米国の一極支配/  アメリカの実体
新世紀 20世紀の価値観の破壊の10年?

1926

昭和元年 総理大臣 加藤高明2 若槻礼次郎
       米大統領  クーリッジ(共)
国民党北伐開始・武漢政府成立【C】
ドイツ国連加盟
震災手形処理法案審議より銀行取付騒ぎ
健康保険法施行
川端康成 「伊豆の踊り子」

1927

昭和2年 総理大臣 若槻礼次郎 田中義一
       米大統領  クーリッジ(共)
金融恐慌(田中  モラトリアム)




リンドバーグ大西洋単独飛行
国民軍  上海・南京占領(幣原外交)
第1次山東出兵(居留民保護・在華権益擁護)
東方会議  ウィーン暴動
ソ連 ソフォーズ コルフォーズ建設
中国 蒋介石反共クーデター
ジュネーブ軍縮会議(不成功)
青山学院

4月 青山女学校は青山学院と合同 同一財団に入る
8月 青山女学院を青山学院高等学部 と改称
葛飾橋(鉄橋)架設

1928

昭和3年 総理大臣 田中義一
       米大統領 クーリッジ(共)
パリ不戦条約  国際紛争解決
 国策遂行の手段としての戦争放棄
 ケロッグ・ブリアン協定
蒋介石  国民政府主席に就任
第2次山東出兵(済南事件)
張作林爆死(満州某重大事件)
共産党大検挙(3.15事件)
治安維持法改正
日本商工会議所設立
ソ連  第一次5ヵ年計画
アカデミー賞創設

1929

昭和4年 総理大臣 田中義一 浜口雄幸
       米大統領 フーバー(共)
ウォール街の株価大暴落  世界経済大恐慌
トロツキー追放 → 暗殺(1940)
小林多喜二 「蟹工船」
春雨橋コンクリートになる

1930

昭和5年 総理大臣 浜口雄幸
       米大統領 フーバー(共)
ロンドン海軍軍縮会議(補助艦対米7割) →  統帥権干犯問題
金輸出解禁
 浜口雄幸暗殺   血盟団  井上準之助・団琢磨暗殺
官吏減俸案提出
東京−神戸間特急「つばめ」運転
アカデミー賞「西部戦線異常なし」
東葛銀行破産宣告

1931

昭和6年 総理大臣 浜口雄幸 若槻礼次郎
       米大統領 フーバー(共)
中村大尉事件
柳条湖事件(奉天郊外満鉄線爆破事件)→ 満州事変
三月事件未遂(橋本欣五郎  西田 税)
十月事件失敗(橋本欣五郎  西田 税  大川周明)
フーバー  モラトリアム
スペイン革命
重要産業統制法公布 (カルテル・トラスト結成助成)
金輸出再禁止
農村恐慌 労働争議多発
日本初のトーキー映画封切
東京科学博物館開館
日支関係についての説明

1932

昭和7年 総理大臣 犬養 毅
       米大統領 フーバー(共)
ケインズ経済学の二人
オタワ英連邦経済会議
 インドとブロック経済政策採用  自由貿易政策放棄
上海事件(白川大将 重光公使遭難)
中国政府満州事変を国連に提訴
        → リットン調査団来日・報告書公表
満州建国宣言
血盟団事件(井上日召)
犬養毅  満州事変不拡大方針
五・一五事件
サウジアラビア王国成立 イラク王国成立
三井・三菱の対満州国融資決定                            
米よこせ運動  東京を中心に各地に波及                
日本ファシズム連盟結成

1933

昭和8年 総理大臣 斉藤 実
米大統領 F.ルーズベルト(民)
ルーズベルト ニューディール政策
 農業調整法・TVA・NIRA
リットン報告 → 日本国際連盟脱退
ヒトラー首相就任  ドイツ・国際連盟脱退
神兵隊事件発覚  滝川事件  米穀統制法
尾崎士郎 「人生劇場」  石坂洋次郎 「若い人」
小林多喜二  河上 肇検挙
青山学院 5月・高等女学部専攻科を女子専門部と改称
松戸町と明村(現松戸市根本)合併

1934

昭和9年 総理大臣 斉藤 実 岡田啓介
       米大統領 F.ルーズベルト(民)
ヒトラー総統兼首相
満州国帝政(溥儀皇帝)
中国共産党長征開始
ワシントン・ロンドン条約廃棄(海軍拡張)
戦艦大和基本設計開始
十一月事件(村中孝次 磯部浅一)
日本製鉄設立(製鉄大合同)
ソ連・国際連盟加盟
出版取締法改正(強化)
室戸台風  東北冷害  西日本大凶作
丹那トンネル開通
住友財閥等満州進出
アカデミー賞「或る夜の出来事」

1935

昭和10年 総理大臣 岡田啓介
       米大統領 F.ルーズベルト(民)
ドイツ再軍備宣言
ヴェルサイユ条約の軍事条項破棄
天皇機関説排撃声明 → 国体明徴運動 → 相沢事件
                現人神として天皇が絶対主権を持つことが国体の本義
中共日本帝国主義排撃宣言(8.1声明)
美濃部達吉の3著書発禁
湯川秀樹・中間子理論
芥川賞・直木賞創設   和辻哲郎 「風土」
青山学院



3月 高等学部を文学部と高等商学部に改 組し、文学部に英文科、英語師範科、 高等商学部商科を設置
4月 青山学院奨学財団を設立し青山学院 緑岡小学校開設
4月 青山学院緑岡小学校を青山学院緑岡 初等学校と改称 
八柱霊園開設

1936

昭和11年 総理大臣 岡田啓介 広田弘毅
       米大統領 F.ルーズベルト(民)
二・二六事件
ドイツ・ラインラント進駐  ロカルノ条約破棄
ベルリン・ローマ枢軸の結成
スペイン内乱(独伊フランコ 英仏不干渉)
エドワード八世とシンプソン夫人  →
軍部大臣現役武官制度復活
メーデー禁止通達
「国策の基準」決定(広田内閣)
    大陸・南方進出と軍備充実等
日独伊防共協定調印   ワシントン条約失効
下村湖人 「次郎物語」
イタリア・エチオピア合併
小作争議事件数戦前の最高
文化勲章創設
松戸 上野間電化

1937

昭和12年 総理大臣 林銑十郎 近衛文磨
       米大統領  F.ルーズベルト(民)
腹切り問答  浜田国松 寺内寿一
廬溝橋事件  日中戦争始まる
  梅津・何応欽協定地域
  北京駐屯部隊夜間演習中国軍の発砲に応戦
  近衛増派決定が中国を刺激
第二次上海事件 南京・坑州占領(12月)
国民政府重慶  日本南京政府擁立(汪兆銘)  上海パネー号(米砲艦)誤爆事件
日独伊防共協定
大本営設置 → 大本営・政府連絡会議
ビルマ・インドより分離
川端康成雪国」  山本有三 「路傍の石」
国民精神総動員計画(八紘一宇・東亜新秩序)
第二次国共合作
青山学院

3月 第6代院長 阿部義宗 (青山学院HPより リンク切)
4月 青山学院奨学財団を設立し青山学院緑 岡小学校を開設

1938

昭和13年 総理大臣 近衛文磨
       米大統領 F.ルーズベルト(民)
ドイツ・オーストリア併合
ミュンヘン会議 → チェコスロバキア解体(1939)
国家総動員法発令
武漢三鎮陥落  徐州占領
近衛 「国民政府を対手とせず」
近衛 「日中国交調整3原則」
電力国家管理
三菱・零戦完成
石川達三 「生きている兵隊」筆禍事件
河井栄次郎 3著発禁処分
松戸町八柱村と合併

1939

昭和14年 総理大臣 平沼騏一郎 安部信行
       米大統領 F.ルーズベルト(民)
独ソ不可侵条約(平沼複雑怪奇辞職)









ドイツ  ポーランドにダンチッヒ返還要求
  回廊横断道路建設要求 → ポーランド進撃
英・仏 ドイツに宣戦布告 第二次世界大戦
チャーチル首相
日米通商航海条約廃棄通告
ノモンハン事件
シャム  国号をタイとする
米穀統制配給法  国民徴用令公布
日英会談決裂
政府・欧州戦争に不介入を声明
価格統制令(9.18の価格・賃金の水準で停止)
大学の軍事教練必修科目
パーマネント禁止  第1回興亜奉公日
アカデミー賞「風と共に去りぬ」「駅馬車」

1940

昭和15年 総理大臣 米内光政 近衛文磨
       米大統領 F.ルーズベルト(民)
野村外相・グルー大使会談(日米国交調整)

北部仏印進駐
日独伊三国軍事同盟調印
斎藤隆夫 演説で議員除名  政党政治の終焉
大政翼賛会  政治団体はすべて解散
汪兆銘・南京政府樹立
砂糖・マッチ等切符統制
日本労働総同盟解散
日本農民組合解散
米穀管理規制(国家管理実施)
2600年祝賀行事
津田左右吉 「神代史の研究」発禁
大日本産業報国会創立
零戦正式採用
左翼的出版物に対する弾圧強化
ゼロ戦11型 http://www.takenet.or.jp/~betty/index.html より 
アカデミー賞「怒りの葡萄」
中央航空乗員養成所松戸飛行場完成(現松飛台)

1941

昭和16年 総理大臣 近衛文磨 東条英機  
       米大統領 F.ルーズベルト(民)
日ソ中立条約
ドイツ  イギリス空襲 Battle of Britain
対ソ開戦
米・武器貸与法 大西洋憲章
対中国 5,000万ドル借款立
ドゴール  ロンドンに亡命政府樹立
ソ連スターリン首相
南部仏印進駐 → 在米日本資産凍結(英・蘭印)
     対日石油禁輸 ハルノート提議 → 開戦
真珠湾・マレー沖海戦
戦艦大和就役
アカデミー賞「西部戦線異常なし」「ヨーク軍曹」
青山学院 4月 青山学院緑岡小学校を青山学院緑岡初等学校と改称

1942

昭和17年 総理大臣 東条英機
       米大統領 F.ルーズベルト(民)
マニラ・シンガポール・ジャワ占領
B25  日本本土初空襲(ドゥリトル)
ミッドウェー海戦・第1次ソロモン海戦
毎月八日を大詔奉戴日
衣料点数切符制  大日本婦人会発足
関門海底トンネル開通
青山学院 5月 青山学院財団を財団法人青山学院に組織変更
国立高塚療養所設置

1943

昭和18年 総理大臣 東条英機
       米大統領 F.ルーズベルト(民)
ガダルカナル撤退・山本五十六戦死
ドイツの敗退始まり
アッツ島玉砕
学徒戦時動員体制確立要項発令
学徒出陣  徴兵年齢1才引き下げ(19才)
東京都制施行
カサブランカ会議(米英)
カイロ会談  テヘラン会談
大日本言論報国会発会
谷崎潤一郎 「細雪」掲載中止
アカデミー賞「カサブランカ」 「誰がために鐘は鳴る」
青山学院
  の危機





6月 突如陸軍当局から青山学院に対して「査閲」実施の通告
新学期に専門部(大学の前身)の学生達が授業放棄を以てこれに抗議
私服制服の警官が正門を包囲  笹森順造院長文部省に召喚 辞任
國澤新兵衛院長代行
9月 海軍機関中将小野徳三郎院長
青山学院工業専門学校発足  土木、発動機、そして航空機械の3つの学科
「実学」で勉強する青山学院工業専門学校
松戸町高木村馬橋村合併 松戸市となる

1944

昭和19年 総理大臣 東条英機 小磯国昭
       米大統領 F.ルーズベルト(民)
決戦非常措置要項決定
米・サイパン上陸  マリアナ沖海戦
東条内閣総辞職
17才以上を兵籍に編入
神風特別攻撃隊出撃
米・レイテ上陸
連合軍・ノルマンディー上陸
ドイツ  V2号完成
B29完成  防空壕強制建造命令  B29による東京初空襲
アカデミー賞「ガス燈」(イングリット・バーグマン)
青山学院

4月  文学部と高等商業学部の学生は明治学院へ移る
4月  専門部(文学部、高等商業学部)を閉鎖し、青山学院工業専門学校を 開設
11月 創立記念式典中止
松戸町・高木村・馬橋村・が合併し、県下7番目の市になる
(人口40,433人・初代市長 門 六郎氏)

1945

昭和20年 総理大臣 小磯国昭 鈴木貫太郎 東久迩稔彦 幣原喜重郎
       米大統領 トルーマン(民)
ヤルタ会談

硫黄島玉砕  ドイツ降伏  沖縄上陸
ポツダム宣言  原子爆弾
ソ連 満州・朝鮮に侵入   終戦
9月2日  降伏文書調印
GHQ 政治犯釈放
4大財閥解体指令  治安維持法廃止
共産党再建
日本社会党  自由党  進歩党結成
ドイツ東西に分割
10月 GHQからの指令で小野院長退任
つづく