聖書の呼ぶ声
キリスト教歳時記 2008 5月号









五月は聖母月、マリアの月と定め、特にマリアを崇敬・賛美し熱心に祈りを捧げる月です。この月にふさわしい『ロザリオの祈り』を通して救いの神秘を黙想し、マリアを讃えます。ロザリオはコンタツとも言い、バラの園を意味するラテン語からきた名前です。
ヴァンニ キリストの昇天 テンペラ 
ハーミテージ博物館 サンク・ペテルブルグ
















復活祭から50日目の5月11日が「聖霊降臨の主日」、聖霊降臨祭です。ペンテコステともよばれ、この日弟子達の上に聖霊が下り、勇気に満たされた使徒達はキリストの命令通り各地に赴き、生まれ変わったように福音を述べ伝え始めた(使徒2・1〜4)。








復活祭から40日目がキリスト昇天の日とされていますが、今年は5月4日の主日が昇天祭です。復活により死に打ち勝ったキリストが弟子達の目の前で、天に昇られました(使徒1・3〜9)。福音書はルカ24章46〜53節が読まれます。

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グレコ 「五旬節」 1605-10
Museo del Prado, Madarid
昇天から10日後、五旬節の祝日のエルサレムで使途たちが集まっている時突然激しい風の吹く音とともに火のようなものが各々の頭上に止まり精霊は様々な異国の言葉で語り始めた。使徒たちが神の言葉を世界中に伝道する能力を与えられたことを示し、キリスト教会の誕生を象徴している。
参照:『西洋絵画の主題物語
T聖書編』 美術出版社

受難節〜ペンテコステ
carnibal
四旬節 (受難節)
灰の水曜日から受難節四旬節)は始まり、今年は2月6日から復活祭 3月23日(日)前夜の復活徹夜祭までです。
この期間にキリストの受難を感謝して克巳の生活を送ります。

灰の水曜日
2月6日四旬節の初日。
中世から西方教会ではこの日に、初期には痛悔者が頭上に祝別された灰をかぶり、後期には全員が額に灰の印をうけて懺悔の印としました。また、この日は大斎日(充分の食事は一食だけ)でかつ小斎(肉を食べない)日です。
この灰は前年の受難の主日に祝別されたしゅろの枝を焼いて作ったものです。(棕櫚の日曜日 
3月16日

  2008年四旬節 (レント 受難節)
          2月6日(水)〜3月15日(土)
3/16
3/20
3/21
3/23
 棕櫚の主日
 洗足木曜日
 受難日
 復活祭(イースター) 
5/4
5/11
 主の昇天の日
 精霊降誕日
受難節〜ペンテコステ
2008年 2月〜5月
二月
10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 1
三月
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
四月 31
10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
五月 28 29 30
10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
10 11 12 13 14 15

キリスト最後の1週間となるエルサレム入城の日




聖書の呼ぶ声       

主は国々の争いを裁き、多くの民を戒められる。
彼らは剣を打ち直して鋤とし、槍を打ち直して鎌とする。
国は国に向かって剣を上げず、もはや戦うことを学ばない。
イザヤ書2・4

聖書は全人類の大いなる遺産であり希望です。.
決して教会の独占物ではありません。
その万人の宝を、現代的視点で 読み直すと、その時代の証言としての「聖書の声」が聞えてきます。
聖書は人生に似ている。
聖書とは、宿題を投げ与える本である。
―― 遠藤周作 「私のイエス」より 聖書の呼ぶ声 まえがきより

歳時記をお借りしている「聖書の呼ぶ声」はカトリックのホームページです。

青山学院はプロテスタント(メソジスト)ですが、聖書を全人類の大いなる遺産であり、希望である、として聖書研究の成果をインターネットで発表して下さっている「聖書の呼ぶ声」は、キリスト教徒でなくとも、聖書に興味を抱かせてくれるページと思い、歳時記、ほかを御紹介させていただいております。
編集画像挿入:青山学院校友会/千葉県東葛支部HP編集部

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マンテーニャ キリストの昇天 1460頃 フィレンツェ